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得意淡然、失意泰然

毎年恒例の人事異動、組織変更の時期がやってまいりました。

昇進した人、目標未達成の人、出て行く人、入ってくる人、そして喜んでいる人、怒っている人・・・・・・いろんな思惑や喜怒哀楽が社内で空気となって渦巻いていて、つられて周りの人もソワソワして、落ち着かない様子である。

私も全く関係ない訳ではないのだが、なにせ派遣社員なので、人事異動や組織変更のインパクトはそれほどのものではなかった。

私の所属しているグループは前期営業成績未達成、予算未達成だったので、一人が異動となった。これから正念場だという時に、残されたメンバーの営業活動は一層苦しくなるのが目に見える。

「それでもなんとかなるでしょう。会社はそういうものだ」と苦笑いをしながら、メンバーの一人が言う。

そうかもしれない。あらゆる状況に置かれていても、適応しようと思えば、いくらでもできる。人間は柔軟な生き物なのだ(悲しいことにできない人もいるのだが・・・)。会社は人間の集まりなので、よっぽどのことがない限り、回われる(最近言い切れなくなったのも実情)。

しかし、大変なのは、人が減らされたグループだけではない。増えたほうも大変。予算をとれるけど、それに見合った業績を上げなければならないので、気を緩むことを決して許されない。

そして昇格した人はさらに責任が重大になり、目標達成した人は更なる目標を課せられる。

結局はみんなが大変である。

(もちろん良いことも。たとえば給料が上がったり、やりたいことが出来るようになったり・・・)

  

良くても、悪くても、人生は無常である。

  

この不確実な世の中を生き抜くための、ある諺を思い出しました。

「得意淡然、失意泰然」

“得意の時は淡々とあっさりしておる。

失意の時は泰然自若としておる。”

という意味の諺。

組織や社会の中で生きるには、この諺を覚えておくといいと思う。

そうすれば、まわりも含めて、自分の置かれている状況がいくら変化していても、一喜一憂せず、常に平常心を持つことができる。

    

こういうことを言えるようになったのは、成長の証?

いや、年を取った証かもしれない(笑)。

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