書籍・雑誌

藤原紀香の「藤原主義」

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先月、ブックオフの100円セールでほかの何冊と一緒に、藤原紀香さんの「藤原主義」を購入した。サブタイトルは「強く、美しい人になる61のヒント」。先日、一気に読んでしまいました。

この本は、彼女の独身時代の書き下ろしで、結婚直前に出した本と同じく幻冬舎からの出版作品です。

別に藤原紀香さんのファンというわけではない。ただ、すごく格好よく綺麗な人で、年も近いので、どんなことを考えでいるのかと興味があるのと、美しくなるための秘訣のようなものを拝借できたらいいなあと思い、読んでみました。

読んでわかったのは、藤原紀香という人物は、自分の美しさに甘んじることなく、ものすごい努力家で、何事もポジティブに捉え、どんな時でもチャレンジ精神を忘れない。バイタリティに溢れ、人生には貪欲で、決してあきらめない、という精神の持ち主、だということです。

自分にとっては拝借したいヒントをここで紹介します。

まずは、朝晩のお風呂。

私もそうですが、彼女はひどいこりしょうだそうです。体内の毒素を外に追い出すために、朝晩の45分ずつのバスタイムは毎日の日課だそうです。音楽を聴きながら、お風呂に浸かって、その間に、リンパ腺に沿って全身マッサージをする。その日の疲れは翌日に持ち越さないというのは彼女の信条だそうです。

疲れている時は、お風呂に入るのが面倒で、翌朝にシャワーを浴びるのは私のやり方。特に、夏なんかはシャワーはほとんど。20代の頃は気づかなかったけど、最近、運動不足のせいで、体内の毒素が溜まっている、新陳代謝が悪くなっているのがすぐわかるような体になってきた。足が浮腫んでいるとか、腕と指がパンパンで、マッサージすると痛かったりするとか・・・

これからは毎晩お風呂に入るようにする。その日の疲れをその日のうちに無くすのだ。

次に、下着のONとOFFについて。これは大いに参考にしたいと思う。

藤原紀香さんの場合は、ONの時の下着選びは、デザインより機能性重視。ブラジャーの色は、黒の洋服には黒、ほかは全部ベージュ、可愛いらしい色やレースの綺麗なものをつけないそうです。下着はあくまでも洋服を引き立てるもの、ラインはいのち、というのは彼女の信条のようです。

OFFの時は、いや、バカンスの時はノーブラだそうです。私にはなかなかまねできそうもないが・・・ちなみに、ジーンズの時はノーパンが多いそうです。これもなかなか想像つかないのだ?(笑)

ほかにもいろいろ書いてある。たとえば、何はなくても笑顔は最高!(同感)、仕事のコツは「見て吸収」(同感)、頑張った後は休む(同感)、人生の引き出しはたくさんあるほど面白い(同感)

・・・・・・

たくさんの勇気とパワーをもらった一冊でした!

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太宰治の「ろまん燈籠」

同僚の勧めで、太宰治の「ろまん燈籠」を読みました。太宰治にしてはめずらしい笑える作品だ。

この作品は5人兄弟とその家族の物語です。お正月の遊びで、5人兄弟はリレーで物語を完成していく話なのだ。物語を書く前とその間に、兄弟5人の性格、その性格による行動をこと細かく描かれている。さらにそれぞれの性格ゆえに作られていく物語、たとえばナルシストの兄弟は自己陶酔的な話、思い込みの激しい被害妄想の兄弟もその性格ゆえに発想し物語を書いていくところはとても面白いのだ。

5人兄弟のほかに、祖父、祖母、母とお手伝いさんも登場していて、それらもまた変わったキャラクタばかりなのだ。中に祖父は特に可笑しくて面白い。その可笑しな祖父に振り回されつつも巧みにごまかしている兄弟と祖母、母の行動も結構笑える。勲章の話なんかは最高に可笑しかった。

1940年代の作品なので、古い表現はところどころにあって、日本語不勉強の私には目からウロコでした。たとえば、「れいに依って」(例によって)とか、「美事」(見事)とか、「矢鱈」(やたら)とか・・・

とにかく笑える作品でした。太宰治の明るい一面を覗いてみたい方にお勧めです。

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山田詠美の「A2Z」

読んだ本の書評(というか感想?)を書きたいと今まで何回も考えていました。けれども、すっごい感銘を受けて、すっごい面白い本だったというのに、自分の思考をうまくまとまらなかったせいで、書かず仕舞いにしてしまったことは常でした。

今度こそと思い、頑張って書いてみました。

山田詠美の「A2Z」を読みました。2回目である。

私にとってのこの作品の魅力はなんなんだろうか?読み終えた今、いろいろ考えてみた。

山田詠美の作品といえば、黒人のダンサーが出てきたりするような、普通の日本人ではなかなか想像つかないラブストーリが多いようだ。そのため山田詠美自身は一時期すごくバッシングを受けてたようで、その話は彼女の作品「私は変温動物」で知りました。

職場でも、「彼女の作品はあまり好きじゃないよな」と公言する大の読書好きな同僚もいた。

無理矢理その同僚に「A2Z」を貸してたら、読み終えた彼女は「あなたのおかげて世界が広がった」とまで言ってくれた。少々大袈裟だったけど嬉しかった。でも私の書いたものでもないのになあと恥ずかしくも思いました(笑)。

この作品の中で、黒人のダンサーが出てこなければ、エッチな描写もない。あるのは大人の純愛、友情と夫婦愛なのだ。想像豊かなシチュエーション、爽快な語り口、そして主人公夏美の世界観も私の大好きなポイントだ。

恋の非日常の中でときめきなシーンがたくさんあった。

たとえばコインランドリーでのシャンペーン。恋人とレストランで食事をした時に差し込む日差しとワイングラスでできた光の指輪。恋人は郵便局員で、窓口にいる彼に出すハート付きラブレター、しかも速達で。などなど。

読みながらその一つ一つの情景を思わず想像してしまった。

表現の意外性も私の好きなところだった。

「お月様はゆで卵みたい、クロワッサンみたい。」とか。

「シャネルの19番は雨の匂いをしない?」とか

瞬く間に終わってしまった恋の味は、「思いつきで衝動買いしたイヤリングをつける前にどっかで落としてきちゃった気分」という表現も新鮮だった。

物語の最後、家に戻った夏美のはらはらドキドキと対照的で、彼女の帰りを待ちに待った夫一浩の落ち着き、その裏側に隠されている夏美への渇望、やがてその渇望が彼女に見抜かれてしまった瞬間・・・あの終わり方は、一つの恋が終り、と同時にかつての愛の覚醒を意味するのだろう。

この作品を読み終えて思いました。こういう物語を書ける山田詠美はきっといい女なんだろうな、と(笑)。

「大人の極上の恋愛小説。読売文学賞受賞の傑作」だそうで、お勧めです。

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神様ガネーシャと夢をかなえるゾウ

「夢をかなえるゾウ」を読みました。

きっかけは2ヶ月前の小栗旬のドラマでした。

夫が早速原作を買ってきて読み、それから私も読み始めました。

ドラマのインパクトのせいか、最後まで小栗旬と古田新太の顔を浮かべながら読みました。

正直、ガネーシャの教えはどこかのビジネス本でも読んだような気がする。

たとえばトイレ掃除をするとか、明日の準備をするとか、毎日感謝するなどなど・・・

ですが、この本とほかのビジネス本の違いは、ガネーシャというキャラクタを通して、

様々なことを分かり易く、面白おかしく教えてくれる点です。

ガネーシャとは、インドの神様だそうです。

天上で有給を取って人間界に降り、小栗旬の演じる夢をかなえたい若者サラリーマンとの共同生活を通じて、彼にたくさんの課題を出し、少しずつ成長させていくストーリです。

いろいろ良いことを言うガネーシャのだが、実は結構意志の弱い、時にはうそも言う、グーダラのとんでもない神様です。しかもなぜか関西弁。

タバコをやめると宣言した10分後にまた吸い始めたり、

主人公のお金を盗み出してゲーム機を買って家で遊んだり、

主人公の家で好き放題で居候して、お金がなくなって食べていけなくなった時、主人公に副業させたり、

・・・・・・

悪事を数えだしたら限がない。でも憎めない、意外と可愛い、あんみつ好きの神様ガネーシャ。

最後の、別れを惜しんで泣きやまない主人公の気持ちがわかるような気がする。

この本の、大ベストセラーになった理由は、教えというより、ガネーシャというキャラクタを作り上げたことじゃないのかなー

興味のある方は是非sign01sign03

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